2007年 08月 07日
ヒョウモンダコを飼う! といっても飼えると決まったわけではないのだけれども。 むしろ飼いたい願望が強くなってきたというべきか。 とりあえず前回のヒョウモンダコ飼育の悪かったところをあげてみると… 第一にメンテナンスの怠り具合がひどいひどい。 タコやイカなどの無脊椎は特に水質悪化に弱いイメージが根強いので、水換えはコマメに。 次に遊泳空間がなかったこと。 いくら小型種であるヒョウモンダコといえど、隔離水槽のみというのはひどすぎた。 また、照明の強さの割りにきちんとした隠れ家が用意できてなかったこと。 これがかなりのストレスであったのではないかと。 最後にエサにおいて不明な点が多すぎたこと。 以上を踏まえてこのような飼育環境を用意してみることに。 60cm規格水槽にタコのみを飼育 照明は蛍光灯を一灯のみ、色はブルーの予定 水換えは最低でも2週間に一回はできるようにする 濾過は上部式を採用 足りないようであれば外部式を追加設置 塩分濃度は通常より2~3.0ほど高く保つ これらがすべて実地できれば終生飼育することが恐らく可能であろう。 しかし、60cm規格にヒョウモンダコのみというのは流石に寂しい。 なので複数飼育できるか検討中。 とりあえず今調べた結果ではどうも縄張り意識の強いタコを同じ水槽で複数飼育することは難しいようだ。 またエサの問題については一日潰して調べ上げた。 その結果がこれ ・スジエビ 比較的手に入りやすい。 嗜好性はそれなりに良いがタコは海水の生き物なので海水産のエビを用意できる場合はそちらをあげよう ・活アサリ、活シジミ こちらはスーパーなどで比較的よく手に入る。 タコは自分で貝がらを割って食べるものもいるが、割ってから身を軽く塩水で洗ってからやるのが良い ・甘エビ刺し 嗜好性は悪くない。こちらも塩水で軽く洗ってから、ピンセットなどで近づけてあげよう。 ただし飼い主になれていないと食べないこともある。添加物に注意。 ・磯のカニ、ヤドカリ 割とベストなエサ。だが家が海に近くなければ手に入ることはあまりない。 釣具店などでうまくいけば手に入るかも? ショップなどでまれに入荷するが、基本的に入手しにくいものと認識するべき。 ・磯エビ こちらもベストと言えるエサ。上記のカニ、ヤドカリほど手に入りにくいものではない。 運がよければ海水ショップなどで手に入る。売っていたらできるだけ飼ってあげよう。 ・クリル コンスタントに入手できる乾燥オキアミ。 嗜好性は不明。餌付ける必要があるので飼い主になれてきたら少しずつ与えてみよう。 一日使ってこれほどの結果しかないところをみると、やはりタコなどの研究が進んでいない生物の飼育は難しいのであろうか。 その敷居の高さもまた飼育欲をそそられる… 参考文献 Octopus & CuttleFish/蛸と烏賊 http://labo-the-earth.kir.jp/c2/ver2003/octopus/octopus.htm タコ倶楽部 http://www.geocities.co.jp/AnimalPark/2414/salt/takoclub1.html
by sono-ryo
| 2007-08-07 01:29
| 飼育
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